バス釣りしてますか?
こんばんは。BASS-UP.COM(バスアップ)です。
今回は前回の記事『バスグラ開催』に続いての プラクティスの様子 を書いていこうと思いましたが
ほぼ、
『ガーミン魚探 ライブスコープ インプレ』
の話となります。
ガーミンのインプレ、ショップやバスプロのインプレは多く出てきていますが、一般人のインプレはなかなかないのではないでしょうか。
一般人からのインプレ、ご一読ください。
Contents
フィールド情報
亀山湖、プラ当日の朝はかなり冷え込みました。
防寒着がないととてもいられないくらいに気温が下がり本湖には爆風が吹き荒れていました。
水温は13.2℃から15.5℃、バスはスポーニングを意識し始めてシャローを回遊しているバスがちらほら。
感覚としては春直前というところでしょうか。
「つばきもと」さんから出船です。
準備
レンタルボーターの最初の壁。
それは準備です。ただでさえ準備するものが多いバス釣りに、更にレンタルボート道具に加えて、今回から ガーミンのライブスコープのセッティングが増えます。
以前の記事にも書きましたが、このブラックボックスが大きく、重いのです。
そして配線をしていくとこのようになるんです。
足元が配線だらけになってしまうのでスペースが狭くなります。
その為ミドルデッキ、ハイデッキが推奨。
そしてブラックボックスは船底に直置きをしましたが 大雨に振られた時を考えると不安になりますよね。
大雨の時は船底に水がかなり溜まります。
配線が3本、防水処理はされているとのことですが水没するのはよろしくないかと。
最初からブラックボックスに足を付けてしまうかフカしてもいいかと思います。
また準備といえば電源がありますが、ガーミンの魚探本体、ヘディングセンサー、ライブスコープそれぞれに電源が必要になります。
まず、魚探本体とヘディングセンサーは同配線にして電源を取りました。
そしてライブスコープにも単体で電源をとる必要があります。
ただでさえ朝の出船準備はバタバタなのに よりバタバタするようになりました。笑
ライブスコープ使用感
いざ出船をし、まずはライブスコープを確認してみます。
まず驚いたことは 水中には魚がかなりいるという事。
ライブスコープのスゴイ点の1つが『動画として映してくれること』ですが、まぁ、映ります。
バスに限らずたくさんの魚たちが泳いでいました。
今までの魚探でも静止画で映りはしましたがここまで明確に、どちらへ泳いでいるのかまで手に取るようにわかるとは驚きです。
当日は4m前後のラインにワカサギらしき魚影が映り込んでいました。
カバーにつく小さいサイズはブルーギル、スクールしている大きめサイズはヘラブナ、1匹で比較的浅い箇所を泳いでいるのは亀、1匹でふらふらしている大きいサイズはコイ、前述のワカサギらしき魚群の近くで追うように泳いでいるのがバス。
と、影の大きさと動きで魚の判別までできてしまうのです。
動画として見れることのメリット
ずっとライブスコープを向けているとフィーディングの瞬間までもが分かります。
水面でボイルこそ起こってはいませんでしたが水中ではバイトが多発していたんですよね。
ワカサギらしき魚群の近くをウロウロしているバス。
そのウロウロしているバスに気がつき ピッ ピッ と魚群が瞬間的に動きます。
その動きを待っていたかのようにバスが魚群に突っ込んでいました。
ぶわわっ!
このとき私は 震えました、鳥肌がたちました。
これは動画だからこそ分かることですよね。
凄すぎる!
一見、生命感なく今までスルーしていたエリアでも実は水中ではフィーディングタイムでバイトが多発していたのです。
これが分かるのは大きなアドバンテージでした。
シンカーさえ映る
ライブスコープは設定感度を上げることで、ワームやシンカーも映し出してくれます。
2.7gのダウンショットシンカーや2.5インチワームでさえ映します。
リグと魚が映る、すなわち今現在使用しているルアーへの反応をダイレクトで知ることが出来るわけですよね。
そのルアーへの興味を示しているのか、全くの無関心なのか等々。
その結果次第でルアーをチェンジしていく事で効率的にバスにアプローチできます。
魚のレンジはわかる、次はカラー?サイズ?動き?
今までは仮説を立てて正解を探していましたが、ライブスコープにより大幅にヒントを与えられているようなものです。
バスの反応が目で見てリアルタイムでわかるのですから。
もはや反則級。 笑
サーチの方法が変わる
数回の使用ですが、バスの探し方が劇的に変化する予感がします。
事前に調べておいた有望ストレッチを周っていく訳ですが3mや5m感覚でルアーをキャストしていきます。
ルアーに反応あるか数打って探っていく訳ですよね。
ライブスコープを持っていれば まず、キャスト数が減ります。
目星をつけている立木などのカバーへキャストして水中のルアー周辺の動きがあるかを探ります。
魚探モニターを見続けて動くものが何にもなければ早々に見切りをつけて次のカバーに移ることが出来るんです。
基本的には私はさらっとフィールド全体を周るタイプなのですが、やはり気になるカバーがあれば もっと探るためにリグを変えます。レンジ、カラー、ルアーアクションを変えつつ反応を探ります。
たとえそこにそこにバスが全くいなかったとしても、、、。
今後、ライブスコープを使うことで1つのカバーで粘って時間を浪費しまう事は無いでしょう。
持ち込みタックルが減る
特に朝マズメはガンガン周りたいですよね。
私は今までサーチの時間帯は1タックル1ルアーで周っていました。
(虫・高比重ノーシンカー・スモラバ・ダウンショット 等々)
私が重要視していたのはレンジだったのでレンジ別タックルという仕分けをしていたのです。
ですが水中でのバスの反応が分かればそのレンジを集中的に釣り込めばよいので必然的にルアーも限られてきます。≒タックルを絞れる≒持ち込みタックルが減る という訳です。
目視できなくてもサイトフィッシング
『バスグラ』のプラで出船したわけですが、先に釣果を言うと合計8匹でした。
40cmいかないくらいが2匹、30cm前後が6匹という内訳です。
30cm前後のバス2匹はプラグ、残りはワームのノーシンカーで釣れたのですがその釣り方がライブスコープを利用した釣り方でした。
まさに悪魔的使い方。
ノーシンカーで3~4mラインのブレイクにノーテンションでフリーフォールさせます。
ずっと魚探モニターをみながらワームをとらえ続けて着底を待つ。
バスが見に来てバイトに至らず。
ワームに興味がなくなり反転した瞬間、、ワームを軽くシャクります。
そうすると再度振り返り、一瞬止まった後、バイトしてくれました。
①
『・・・』
②
『ぷい』
③
『はっ』
④
『、、、ぱくり』
このパターンがどハマりした感じです。
もはや目視はできていませんが水深3~4mでのサイトフィッシングでした。
まぁ、イラストのようにここまで鮮明には映りませんがバスの進行方向や動きなどは きちんと わかります。
『ディープサイト』もはや現実のものですね。
恐ろしい釣り方です。
うむむ、、、と思った点
①準備が大変
出船前の準備に時間がかかります。
ソナーブラックボックスの荷物と、それの配線が増えました。
、、、といはいえ、これは慣れてしまえば苦になることはなさそうです。
②振動子に気を使う
エレキのヘッド側面に振動子がつきます。
この振動子に気を使います。車輌に積み込むとき、桟橋に仮置きするとき等 力が掛からないよう、上に荷重がかからないよう気を使います。
まぁ、これも慣れなのでしょうが。
③ルアーを追い続けるのが大変
無風状態、凪であれば特に問題ありません。
しかし風、波があるときに船を保持しながらライブスコープでルアーをとらえ続けることは難しいですね。
どうしてもエレキヘッド部分にライブスコープがついているのでエレキ進行方向と同じ方向にビームを飛ばしています。
船を保持するためにエレキの向きを変えるときがあります。
ライブスコープの向きも合わせて変わることになりますよね。
まぁ、これも慣れでどうにかなりそうですが 笑
もしかしたらエレキとは別にして専用の可動マウントポールがあれば解決するかもしれません。
う~ん。、、、というかしばらくしたら販売されそうですね。
絶対作っているでしょう、ショップさんたちは。笑
ハンドコンタイプのものがあればルアーをとらえ続けることが簡単になりそうです。
さらにミンコタのウルトレックスを装備したら最強になるかも。
レンタルボート界にも浸透してくるでしょうからね、ウルトレックス。
欲しくなりそうです。汗
まとめ
レンタルボートでのライブスコープ、絶対有利になること間違いなしです。
現在、5回ほどライブスコープを使用しての釣行を経験しましたが魚の動きが手に取るようにわかります。
もちろん、それだけで釣れるほどバス釣りは甘いものではありません。
が、与えてくれる情報量は格段に多くなります。
想像や仮説に依存した釣り方でしたが今後は確信を持って釣りに集中することができるようになりますよね。
一度つかったら絶対に手放せません。
ちなみに実際に使ってみて私的にうれしかった点がもう1点。
それはライブスコープには動いたものに軌跡を表示する機能があります。
魚はもちろんなのですが、それ以上にルアーの軌跡を確認しやすくなるということに凄さと可能性を感じましたね。
かつて私はルアーのフォールスピード、リーリングレンジを把握するために苦労していました。
ラインテンションの掛かったフォールと完全フリーのフォールや風が吹くパターンと吹かないパターン。
プラグで言えばフルキャストのリーリングレンジ、ショートキャストのリーリグレンジ。
ラインの太さ、種類によるレンジの差等々、パターン別に探れるレンジが全く変わってしまいます。
なので私は調べてその都度、記録していました。
その時間と労力、わずらわしさから解放されることがうれしくて仕方ありません。
皆様も苦労してませんか?
もし需要があればルアー別レンジ表なども作ってみようと思います。
ライブスコープ、ルアーメーカーも使って同じプラグでもタックルで変わってくるであろうレンジを表にして作ってくれればうれしいですケドね。
今後も使い方などについてライブスコープは追加インプレしていきます。
ご要望あれば ご要望・お問合せフォーム より連絡ください。
以上、『ガーミン魚探 ライブスコープ インプレ』の話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
BASS-UP.COM(バスアップ)がお送りしました。
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