キャストしてますか?
こんばんは。BASS-UP.COM(バスアップ)です。
釣行でのキャスト回数を何とか増やせないか、と悩んでいませんか?
確率論だけで考えればキャスト数と釣果は比例してもいいはずですよね。
![](http://bass-up.com/wp-content/uploads/2021/09/for-casting-attention-160x160.jpg)
そんなストイックなあなたへ解決できる1つの方法があります。
今回はキャスト数を増やし、釣果も増やす裏ワザをご紹介しますね。
『二刀流!スイッチキャストの最終進化 2本同時操作を試してみた!』と題してお送りします。
どうぞ。
Contents
この記事のキモ
キャスト数を爆増させる方法を記事にしました。
そう、1度は想像したことがある方もいるのではないでしょうか?
二刀流
ロッド2本同時操作を本気で試してみました。
聡明で心広い、寛大な方のみ ご覧ください。
こんな方に読んで欲しい
・二刀流を妄想したことがある方
・キャスト数を増やす方法を模索している方
・ネタが欲しい方
バス釣りにおける二刀流
二刀流というとバス釣りでは青木大介プロの『スイッチキャスト』という考え方が一般的でしょうか。
右左でキャスト、リーリング出来るという キャストの死角なし・腕の負担を分散できる という理にかなった考え方でした。
しかし、『スイッチキャスト』ではタックルは基本的に操作するタックルは1セットです。
ですが文字どおり『二刀流』、つまり
2タックルを
同時に操作
できないものかと本気で考えていたんですよね。
時がきた
以前テニス肘になってしまってから左手のキャストをかなり練習していました。
![](http://bass-up.com/wp-content/uploads/2020/09/arms-160x160.jpg)
![](http://bass-up.com/wp-content/uploads/2020/10/switch-hitter-160x160.jpg)
1日ボート釣りをするとこの両腕キャストのありがたみを大分実感できるようになたんです。
そして ある程度キャストにも慣れたときついに1つのプロジェクトが動き出しました。
Two Hand Project
二刀流を極める
SAKI
SORA
準備
両手キャストとなると左右それぞれでキャスト、リール操作が前提になります。
そのための必要物資があります。
右ハンドルリール
SAKI
SORA
店員さんにも
『二刀流、、こんなの初めて聞きました』
とのこと。
その通りだと思います。笑
なんといっても左手に持つタックルは右ハンドルでないとダメなんですよね。
左手の操作でラインを巻くから、です。
ベイトリールのドラグを利用して中指ではじくようにリールを巻きます。
右手タックルは左ハンドル
左手タックルは右ハンドル
でないとダメなわけですね。
だからこそ左右のハンドルタックルが必要なわけです。
二刀流のメリット
二刀流になることでのメリットをあげていきます。
キャスト数が増える
きちんと2タックルを同時に扱えればキャスト数が爆増します。
まぁ、単純に考えると普段の ×2 になりますよね。
当たり前の話です。笑
SORA
演出の幅が広がる
1人の釣り人で様々な演出ができるようになります。
例えば、、
ボイルを演出、
『ラウダー(OSP)とベントミノー79(OSP)』
フィッシュイーターがボイルし、逃げ惑うベイト。
酸欠フィッシュを演出、
『ベントミノー ×2』
2つのルアーなら弱くなりがちなアピール力もUPしますね。
こういったルアーの組合せは無数に存在します。
つまり釣り人の好きなシチュエーションを無数に演出できるのはなかなか熱いものがありますよね。
サイズ違いでサーチできる
その日、そのフィールドによってバスの好みのベイトサイズを探れます。
やたら決まったサイズにばかりバイトが集中するような状況、実感している方も多いではないでしょうか。
『YAMATO(OSP)とYAMATO Jr.(OSP)』
『ベントミノー76(OSP)とベントミノー106(OSP)』
一度にサイズ違いのバスの好みを探ることが出来てしまう訳です。
レンジ別をそれぞれ探れる
バスがフィーディングしているであろうレンジを同時に探ることが出来ます。
トップとボトムを探る『ラウダー(OSP)とダウンショット』
トップと中層を探る『ヤマトJr.(OSP)とヴァルナ(OSP)』
同時にフィーディングレンジが探れるのは かなり強力ですよね。
アクション別で探れる
その日の釣れるアクションも同時に探れます。
連続アクションが効果的なのか単発とステイのアクションがいいのか?
例えば YAMATO Jr.×2 で
『連続ドッグウォーク』
『単発スプラッシュ』
素早くその日の効果的なアクションが探れるわけです。
習得には要練習×5
実釣である程度使えるレベルになるまでには結構な練習が必要です。
キャスト、持ち替え、リーリングを全て片手でこなさなければならないんですよね。
以前の記事で持ち替えをお腹に押し付けるのではなく片手のみで行うのをすすめたのはこのためです。
![](http://bass-up.com/wp-content/uploads/2021/09/for-casting-attention-160x160.jpg)
またバックラッシュなどのライントラブルやルアーチェンジも脇にはさみながらやる事になるので慣れが必要。
バックラッシュなんて二刀流だとかなり厄介ですからね。
『意識』
そして最も大きな壁が
『意識』
です。
気が付くと右左で全く同じアクションをしているんですよね。笑
そして2つのルアーはごく近くに着水するようなキャストになってしまいます。
ルアー2つがそれぞれ離れると視野を広くしないといけないのがツライんですよね。
そのため意識しないとルアー2個が近い着水キャストになってしまいます。
2つのルアーだけど意識では1つのルアーになっている、そんなイメージ。
伝わるでしょうか。汗
本来は別々に操作することに意味があるのに。
この意識に慣れるのが一番苦労しました。
いや、たぶん苦労し続けますね、絶対。
うぬぬポイント
このマル秘テクニックには代償をともないます。
きちんとその点も説明しておきますね。
ルアーが限られる
片手でのリーリングはドラグを指で弾く通称『ズボラ巻き』になります。
これだとクランクや、スピナべなどの定速リーリングは出来ないんですよね。
つまり、ポップアクションやジャーキング、単発アクションなどが出来るルアーに絞られるという事。
指がツル
この二刀流テクには極力軽く、小さなリールが適しています。
それでも手に負担が掛かります。
中指でドラグを弾く様にリーリングするのですがこれを長く続けていると確実に指と手がツリます。笑
手がビリビリしてきたら違うキャストフォームにして休ませるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は『二刀流!スイッチキャストの最終進化 2本同時操作を試してみた!』について紹介しました。
これで手数は爆発的に増えます、、、よね。
なによりバスが反応する、レンジやアクション、はたまた高反応カラーなども1人で同時に探れてしまう点に可能性を感じています。
是非、参考にしてみてください。
最初はオープンウォーターで試し、徐々に狭い場所でもキャストできるようになるのが理想です。
リザーバーなどの幅の狭い筋を左右1度に探れたら最高ですよね。
~反省~
お付き合い頂きありがとうございました。
構想数年、ネタのようですがちょっと本気で試してみました。
とりあえず朝イチのフィーディングタイムには有効ですね。
警告
〜同じ被害者を生まないために〜
遠投系の二刀流は なんとか 出来ました。
ならばと撃ちモノ系(フリッピング等)の二刀流として構えるのならばと。
『電動リール』
を試してみました。
だてに二刀流の構想を長年考えてきたわけではないですからね。
SAKI
ダメでした
キャストもダメ、回収もダメ、電源コードも邪魔、練習すらままならない残念な検証でした。大汗
ちなみに『撃ちモノ特化』と言い切るのはソルト用電動リールだからです。
遠投系キャストにはリール本体は重く・大きく、スプール回転にも不満があったから、ですね。
~会話を文章に変えてFace Time~
SAKI
SORA
まぁ、『本気モード釣行』ではやりませんね、、、。大汗
マズメ時のオープンウォーターでなら多少やるかもしれませんけど。
SAKI
SORA
宮本武蔵への道のりは遠そうです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
BASS-UP.COM(バスアップ)がお送りしました。
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