#64 同船に誘われたら?バックシーターの心得

バス釣りしてますか?

こんばんは。BASS-UP.COM(バスアップ)です。

 

皆さまいかがおすごしでしょうか。

コロナによる自粛等で釣行できない方も増えているのではないでしょうか。

 

『感染』という意味合いでは釣りというレジャーは確率が低い部類に入るかと思いますが

『外出するな、感染確率を可能な限り下げる』という事も事実。

 

釣行する、しないは状況を見ながら自己責任での判断となっていますが、万一を考えた行動が必要かと思います。

 

そして何よりレンタルボート屋さん含め 商売を営んでいる個人事業主の方達が心配ですよね。台風、コロナショックなどなど本当に苦労されて営業されているのだと思います。

 

房総のレンタルボート屋さんがコロナショックを受けてほぼ営業停止とのことです。

どうか早く収まり、通常営業をできるようになることを願うばかりですね。

 

営業再開したら、たくさん行って少しでも助けになればと思っています。

 

 

まぁ、こういった話題は暗くなりがちです。

早速 気を取り直して 今回の記事書いていきますね。

昨シーズン、そして今シーズンとバックシーターになる機会がとても増えたのでここで私の考えの整理を含めて

 

『バス釣り同船に誘われたら?バックシーターの心得』

と題して記事にしておきます。

 

うん、非常に間口の狭い記事です。「バックシーターの心得」って、自分で書いていて笑ってしまいました。

需要がある、ないにかかわらず発信していきますよ。笑

 

100人全員に響く話でなく、情報を求めているヒトに、、それが例えごく少数だったとしても きちんとフォーカスしていくスタイル、それがBASS-UP。(え)

 

さて、、と。本題に入っていきますね。

 

 

今までオカッパリをしてきた人がバスボートやレンタルボートに突然誘われたときなどに参考になればと思い書いていきますね。

 

 

かつてバックシーターとして散々迷惑をかけてきた私が反面教師側としてお伝えしていきます。

 

ここで改めて【用語定義】しておきましょう。

ボーター(操船するヒト)

バックシーター(後ろに座るヒト)

で話を進めていきます。

 

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準備編

大前提です。

まず基本的にタックル、ルアーはもちろん、ラインカッターやプライヤーについても

全て自己完結

という事を頭に入れておきましょう。もはやマナーとして覚えておいてください。

 

まぁ、ランティングネットやライジャケについては要確認ですよ。

また、バックシーター用の脚立やシート、座面クッションについても聞いておくと なおベターです。

※特に座面クッションはあるとないでは疲労に大きな差が出てきます。

 

そしてルアーや小物たちは基本的に1つのバッグやバッカン、タックルボックスにまとめておくようにしましょう。

どうしても船上は狭く、制限される空間になりますのでコンパクトにまとめてあげるとボーターとしては助かります。

ボートの準備・片付けの時にもスマートに素早く動けますから。

 

 

ああ、あと絶対に忘れてはいけないのが、目の保護の為のメガネ(偏光グラス・サングラス)です。

狭い船上でルアーがお互いのキャストのたびに飛び交います。

万が一のことを考えて目の保護だけは必ずしておきましょう。

 

 

タックル数

タックル数は必ずボーターの方に確認しましょう。

タックルの本数が多くなればなるほど船上はガチャガチャしてトラブルの原因になってしまいます。

 

大分前 14ftアルミで過去にボーター10タックル、バックシーター9タックルを試したことがありますが

もう大変

ロッドの交換でさえガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャしてましたから。

 

きちんとデッキ上に揃えて置ける本数がベターです。

私の場合で言うと上限6タックルですかね。

前後で6タックルずつだと船上合計12タックル、、、、まぁまぁ。

 

キャスティング

 

さぁ、今回の記事のキモです。

オカッパリしかしたことのない自分が、初めて同船釣行に誘われて感じたこと。

『キャストできない』

です。

 

オカッパリの時は意識せずにオーバーヘッド、サイド、フォアハンドキャスト等ほぼ自由にキャストできます。

しかしボートではそうもいきません。

バックシーターの辛い所がでてきます。

 

できないキャスト

例えば南房総のリザーバーなどではバンクに沿って吊り込んでいくような場合、オカッパリで良くキャストしていた オーバーヘッドキャスト や スリークォーターキャスト はしません、いや、できません。

 

 

むしろバンクに沿って釣り込んでいくことが多いのでサイドキャストやピッチング、オーバーハング下へ滑り込ませるようなキャスティングテクニックが必要になります。

 

重宝するキャスト

先にも少し書きましたが、精度の高いサイドキャストとピッチングが絶対にマストです。

特にピッチングは練習してマスターしておきましょう。

 

そしてそれに合わせて バックハンドキャスト のテクニックも必要になってきます。

 

バックシーターはボーターに比べてキャスト制限が多くなるんですよね。

ここで 右利き/右投げのヒトの場合 で例にあげると

 

 

※比較的釣りやすい進み方

 

※キャスト制限がより多い進み方(要バックハンド)

 

 

後半の画像の進行方向になるとオカッパリに慣れているヒトは 『キャスト出来ない!?』という状況に陥ります。

・フォアハンドのサイドキャストはボーターにロッドが当たる。

・オーバーヘッドキャストでは狙うスポットにキャストできない。

・ピッチングの精度が悪すぎて使い物にならない。

 

と、私がまさにそうでした。

 

 

そんなわけで

サイドキャスト(フォアハンド含む)

ピッチング

 

は必ずマスターしておきましょう。

 

今はYouTubeでもキャストのレクチャー動画も多く出ていますし あとは練習を繰り返しておけばボード釣行での苦労は減るはずです。

 

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必携ルアー・リグ

ここでさらに私の思う バックシーター必携ルアー も紹介しておきます。

 

というのも、バックシーターはボーターの方の釣り方に従って釣りをしていくしかありません。

 

そう、例えば 朝イチのサーチの釣りでボーターの方がバズベイトでどんどん釣り進んでいく中、バックシーターは3インチノーシンカーでボトムを探る、なんて出来ませんよね。

 

早い釣りをするのであれば合わせる。

遅い釣りをするのであれば合わせる。

 

バックシーターはそういった制限を受けるわけです。

だからこそボーターの釣り方に合わせられるようなルアー・リグを準備しておく必要があるんですよね。

 

スピナーベイト

ルアーのキングオブキングス。笑

どんな状況でも迷惑かけず釣り進めることができる王道ルアーです。

高いスナッグレス性能とある程度のレンジを探れる私の一押しルアー。

#25 スピナベには超高感度ロッドがイイ!必釣スピナベチューン紹介

 

高比重ノーシンカー

早い釣り、遅い釣りがアングラーの操作によって使い分けのできる 中途半端ルアー。(良い意味で、ですよ)

撃ち物、巻き物 どちらもこなせる器用なワームだとなお良し、です。

 

 

テキサスリグ

早い釣りに対応するためのリグです。

打ち物として使えるリーダーレスダウンショットでも良いのですが、根掛かりが非常に少ない テキサスリグがリーダーレスダウンショットを超えて僅差でランクインです。

 

ノーシンカー(ライト)

ハイプレッシャー下でのごくごくスローな釣りの時に威力を発揮します。

スピニングで扱うようなライトラインでの繊細な釣り用に必要なリグになりますね。

 

 

 

 

これら4つのルアー(リグ)をとりあえず用意しておけば ある程度の状況下でも対応できるかと思います。

 

お気づきの方もいるかと思いますが、このラインナップはベイトタックル1つとスピニングタックル1つでまかなえてしまうルアー(リグ)達なのです。

 

さらに言えばベイトタックルでリグるのが面倒なテキサスリグを スイベルリグ(!?) で用意しておけば スピナベ、高比重ノーシンカー、テキサスリグがスピーディーに交換できるようになります。

#35 クイックチェンジシステム⇒スイベルリグ

 

何気におススメなんですよ、これ。

 

 

船上の注意点

準備などをメインに書いてきましたがここでは 『船上の注意』 についても私なりの考えを書いておきますね。

 

キャストペースを把握する

ボーターとバックシーターの同時キャストはやめましょう。

ロッド同士、アタックなどのトラブルの可能性がありますので『ボーターの方がキャスト』したら、『バックシーターがキャスト』、というリズムを最初は意識しておきましょう。

※なれると自然にできるようになります。

 

ボーターのルアー着水位置を把握する

釣りの効率を上げるためです。

例えばボーターがテキサスで打ち込んだ同じ箇所に同じテキサスをすぐにキャストしても釣れる可能性は低いですよね。

 

慣れているボーターの方はバックシーターの為に要所要所スポットを空けてキャストしてくれているはずです。(、、、はず、です。 笑)

ラインのオマツリも回避できますのでボーターの方のルアー位置を把握するようにしましょう。

 

キャストは斜め

ボーターの方はバックシーターのキャストや着水位置に意識をしています。

極力わかりやすいような角度でキャストしてあげましょう。

根掛りなどもすぐに気づいてくれるので回収も楽になるんですよね。

 

ボーターの方、基本的には斜め前方にキャストしていくかと思いますのでそれに倣ってキャストしていきましょう。

 

気づいた異変は報告

ボーターが気づいていないであろう 『水面下の立木』 や 『後退中のボート後方の障害物』 などはすぐに声掛けをしてあげましょう。

 

ボート上ではお互いに

協力

ですからね。

 

ガンネル(船ベリ)から外に出さない

船ベリから物を出さないようにしましょう。

特にロッドはオーバーハングの枝などにロッドが引っかかり (水の神様に奉納) なんてことにならないようにご注意を。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

同船釣行に誘われて、バックシーターになる際の参考になれば幸いです。

 

まぁ、基本的にはボーターの方のいう事を聞いておけば大丈夫なのですが、少しでも情報があり、事前に準備できていれば楽しい同船釣行になると思います。

 

くれぐれも 『協力』 ですからね?

お互いに動きは意識しあう様にしましょう。

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

以上、『バス釣り同船に誘われたら?バックシーターの心得』の話でした。

早く房総リザーバーのレンタルボート屋さんの営業再開をしてほしいものです。

再開したら行きまくりますよ!!

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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