SAKI
SORA
はりきって紹介していきます。
S61L-SVのキャストフィール
S61L-SVの感度
S61L-SVの操作感
リアルコントロール S61L-SVは『買い』なのか?
興味はあるけど店頭にはない、やっぱり気になる。
と思っていませんか?
私は予約開始からずっと気になっていました。
そしてようやく手元にきたロッド。
今回は『スティーズリアルコントロール S61L-SV 藤田京弥プロ監修ロッド インプレ②実釣編』と題してお伝えします。
SORA
つまり
- プロではない所感が知れる
- 購入の参考になる
と役に立てれば嬉しいです。
ちなみに本記事はリアルコントロール S61L-SVの実釣インプレについて書いています。開封時などの関連記事は下記をご覧ください。
#145 スティーズ リアルコントロール S61L-SV 藤田京弥プロ監修ロッド インプレ①
SORA
タックルセッティング
まずはタックルセッティングを紹介しておきます。
セッティング
ロッド
スティーズリアルコントロール S61L-SV
リール
22イグジストLT2500S-XH QD
ライン
①フロロ2.5lb
②PE0.6号 + フロロリーダー4lb
今回はフロロはもちろん、近年バスプロたちが好んで使っているPEセッティングも用意しました。
実釣インプレ
さぁ、早速インプレしていきますね。
キャスト
開封インプレでも触れましたがやはり 張り がありますね。
そのおかげで気持ちよくロッドが振り切れる感じ。
キャスト直後のロッドのブレはかなり抑えられるので気持ちの良いキャストが可能でした。
ティップの張りを前記事で否定的に書いてしまいましたがこれはこれで アリ です。
まさにロッドの復元力の高さを体感できます。
さすが『SVFコンパイルXナノプラス』
SAKI
復元力が高い→ブレない→キャストがピンポイントできまる、という感じですね。
※SVFコンパイルXナノプラスだけでなくX45のねじれ抑制も効いています。
極端な話し、ベナンベナンな柔らかい竿を振ると振り終わったあと竿が元の形に戻ろうとして振動している時間が長いんですよね。
そんなロッドだとピンポイントキャストもできないし振動するロッドはストレスな訳です。
SAKI
まぁ、キャストフィールは気持ちがいい、という事です。汗
感度
・AGS[エアガイドシステム]
・SVFコンパイルXナノプラス
・CWS[カーボンラッピングシステム]
・X45フルシールド
・X45
・ゼロシート
・エアセンサーシート
たくさんの技術が惜しげもなく搭載されているこのロッド。
これらの相乗効果により感度は素晴らしいです。
ボトム感知性能は言うまでもありません。
ボトムの底質、何かに引っかかった時の固さや、枯れウィードなど 使っているとわかるようになります。
使用頻度を長くしていけばより精度の高い感知レベルになれるはず。
まぁ基本的な性能、感度は『スティーズ レーシングデザインRD651L+XS-SMT』とほぼ同じです。
強いて言えばリアルコントロールS61L-SV はチューブラーなので手感度はこちらの方が多少上ですね。
SORA
操作感
そして今回は道糸(メインライン)をPEの0.6号でも試してみたのですが、、、。
まさに
リアルコントロール
でした。
SAKI
感度でもハーフテンションからのPEであれば感知能力はフロロを軽く超えてきます。
そしてPEだけにアクションがダイレクト、キビキビとワームを動かしてくれるわけですよ。
ラインの比重(浮力)の関係でボトムを探るような釣りにはPEは使用してこなかった私です。
それでも超高感度ロッドにPEの組み合わせはアリかもしれません。
微妙なシェイク、リアクションを狙うアクション、ボトムをなめるようなアクション、、、自分の動かしたい動きにきちんと追従してくれるのがなんとも爽快でした。
Youtubeやプロたちのタックルセッティングを見ているとPEをセッティングしている事が多くなった気がします。
リーダーを組むデメリットをメリットが越えているんでしょうね。
私のお気に入りPE
あ、あと忘れてはならないのがグリップエンドの小ささ。
グリップエンドを腕に当ててトントンする釣り方にもマッチしてくれましたね。
グリップエンドまでの長さと小ささはちょっとした操作しやすさにつながっています。
うぬぬポイント
やはり強いて言えば『ロッドの張り』ですね。
3~4inのストレートワームに限って言えば、強めのテイクバックを意識しないとピンポイントにキャストが決まりません。
シャープさ、感度、操作性を取る代わりに若干のキャスタビリティの難がある、というところでしょうか。
このロッドだと房総リザーバーにありがちなオーバーハングへの連続スキッピングを考えると手首と肘のダメージが懸念されます。
#94 バス釣りするヒトにとっては引退勧告!?テニス肘!!
まぁ解決法としては、たらし を少しだけ長めに取ってやるだけです。
それで解決できるならばシャープさを取った方が結果的にはいいんでしょうね。
決してキャストがしづらい、というわけではありません。
おまけ うぬぬポイント
フックキーパーがありません。
レーシングデザイン
ダウンショットのリグなどは ちょっととめておくのに便利だったんですけどね。
表記上1gでも軽くしたかったのでしょうか。
私にとってはちょっと残念なポイント。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
言いうまでもなく感度、操作性は群を抜いています。
ダウンショットやネコリグを使うとボトムやその他ストラクチャーの把握に必要な情報を多く伝えてくれました。
それだけでも楽しいので集中力が持続することは間違いないでしょう。
そして目からうろこだったPEのダイレクト感。
フロロももちろん悪くはありませんが、PEを使用することで
・キャスト時の飛距離アップ
・感度の劇的アップ
・ダイレクトな操作感
これらは素晴らしいものでした。
ちょっと慣れが必要にはなりますがPEの修練を積んでいこうと思わせてくれるには充分すぎましたね。
ソルトやエリアトラウトではPEを当たり前に使用していましたがバス釣りには小型プラグ用、、そしてフロッグ用として使用するのみでした。
今後PEの機会が増えそうです。
今回、実釣に関してレーシングデザイン651L+XS-SMTも持ち込み使用感を比較しました。
軽さ、それに伴う高感度とロッドの長さ違いでリアルコントロールS61L-SVの取り回しのしやすさは感じることができます。
ですが、レーシングデザインとそこまで劇的な違いはありません。
レーシングデザインユーザーはそこまで焦って入手する必要はないかと思います。
SORA
SAKI
釣果
さて、、、この度、ロッドのテストの名目でしたが、、
釣れました。
撮ってもらった写真、拡大したらかなり粗くなりました 汗
1月バスさん、ありがとうございます。
SAKI
リグはネコリグ。
ワーム:SAWAMURA スイミーバレット3インチ
シンカー:スタジオ100 TGフォールネコシンカー 0.9g
このときの釣り方のイメージですが、、、
①キャスト後着底まで待ち。
②くぼみらしき箇所まで引く。
③ベールを返してフリーフォール。
④着底からの微シェイク。
⑤軽い根掛かり。
⑥ロッドを軽くあおってワームを浮かせる。
⑦ツ、ツン(極小)
⑧ククク、、、(極小)
という釣り方。
冬だけに明確なあたりはありませんでしたね。
ただ、『ツ、ツン(極小)』はこのロッドとPEだから感知できたのではないかと思います。(思いたい)
それにくぼみがなんとなくある、という事もこのタックルだったから事前にある程度分かったんだと思います。
あ、ちなみにファイト中、ロッドが高感度だからなのか、久しぶりのバスだからなのか、、、かなりのビッグサイズに感じました。笑
実際は35~38㎝くらいでしたけどね。
おまけ
このタックルも1軍ロッドとして釣行には必ず持ち込むと思います。
あとはこのタックルの運用でまた悩んでいくでしょう。
メインリグは何にするのか。
ノーシンカー?ネコリグ?ダウンショット?
レーシングデザインやダウンショット用に溺愛するファストフォーク。
そうするとリアルコントロールS61L-SVの立ち位置はいかに??
さらに発売を控えている リアルコントロールS510XUL-SV・STも手元に来た日には、、、。汗
まぁ、それを悩むのも楽しいんですけどね。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
BASS-UP.COM(バスアップ)の SORA がお送りしました。
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