SORA
どうしてもすぐに伝えたいことがあってキーボードを叩いています。
今回は『ご報告 すべてに感謝』と題して釣行記をお伝えしますね。
SORA
Contents
フィールド
千葉県は戸面原ダム。
2017年にバス釣りにも開放された比較的新しいフィールド。
何度かお邪魔させてもらっていて数釣りが楽しめる素晴らしいフィールドですね。
何よりレンタルボートを出してくれている戸面原ボートセンターの方は親切でとてもありがたい限りです。
状況
関東が梅雨入りし間もない頃、釣行当日の天気予報では朝から夕方まで完全雨マークでした。
さらに、まとまった雨が降り続けてフィールドの状況が全く謎なままで当日を迎えます。
天気:雨/曇
気温 22℃〜25.5℃
水温 19.3℃〜23.2℃
タックル
『用意したタックルは?』
『その意図は?』
と、よくDMいただくので そんなニッチな方へ向けて書いておきますね。
ベイト編
クランク・プラグ用
ロッド:スティーズ ライトニング66 SC C66ML-G
リール:リョウガ 1016HL
ライン:フロロ8lb
小型プラグ用
ロッド:スティーズ ライトニングⅡ 631LFB-LM
リール:スティーズAIR TW 500XXHL
ライン:フロロ 6lb
テキサス用
ロッド:スティーズ レーシングデザイン RD681M/MLFB
リール:スティーズSVTW KAHENフィネススプール
ライン:フロロ 12lb
シャッドテール用
ロッド:スティーズ レーシングデザイン RD631MLFB
リール:スティーズAIR TW 500XXHL
ライン:フロロ 8lb
スモラバ用
ロッド:スティーズ レーシングデザイン 641ML+XB-SMT
リール:リール:スティーズAIR TW 500XXHL
ライン:フロロ 6lb
状況が何とも言えないので現地で対応できるよう、この布陣です。
プラグに関していえば羽物からシャッドまで一通りストレスなくキャストできる準備をしていきました。
スピニング編
ノーシンカー用
ロッド:スティーズ リアルコントロール S61L-SV
リール:22イグジストLT2500S-XH QD
ライン:PE0.3号+リーダー1.5号
フィネスワーム用
ロッド:スティーズ リアルコントロール S510XUL‐SV・ST
リール:22イグジストLT2500S-XH QD
ライン:PE0.3号+リーダー1.5号
ネコリグ用
ロッド:スティーズ リアルコントロール S510XUL‐SV・ST
リール:22イグジストLT2500S-XH QD
ライン:PE0.3号+リーダー1.5号
プラグ・ミドスト用
ロッド:スティーズ グレイゴースト66 S66UL
リール:22イグジストLT2500S-XH QD
ライン:PE0.3号+リーダー1.5号
話題(?)のリアルコントロール布陣。
気に入りすぎてもはや全てS61かS510でいいんじゃないかと思っています。
が、『ミドスト・ホバスト』だけはグレイゴースト66がストレスなく使用できるので手放せずにいる現状。(2023_6現在)
先にも書いた通り、長雨、濁り、水質変化等々の不確定な要素が多かったため『なんでもできる』様にこの数のタックル布陣となりました。
釣行
さぁ、釣行・釣果報告です。
一言でいえば最高でした。
順を追って書いていきます。
出船~AM①
まずは出船。
相変わらず準備に手間取ります、魚探に手間取ります。
同船者からの『早く準備しろ圧』を多大に受けましたが平均以上の時間で準備できてると思うんです。どう思います?〇〇さん?
さぁ、気を取り直して。
元々地図を見まくって調べまくって狙っていたホットスポットに直行です。
ヤル気あるバスをまずは狙っていき、そこからの反応次第でアプローチをどんどん変えていこうという思惑で船を進めます。
と、ノーシンカーで水深1m前後 すぐに釣ることが出来ました。
サイズがサイズですけどね
『雨・濁り、活性はおちていない?』
ライブスコープにも他魚種含め活発に動いているようです。
その後も15cm~35cmくらいの戸面原アベレージが釣れ続けてくれました。
急深の場所ではスキップで岸ギリギリにしないと反応はありませんでしたが、それでも普段から比べればお祭り状態です。
サイズが伸びないのにそんな釣りを続けているので同船者はちょっとあきれ顔だったのはここだけの秘密。
AM②
活性が落ちていない、かつ水面での魚っ気もだいぶ感じれたので一気にシャローフラットへ移動です。
この時、ほぼ風はなくカレントが反転流できく場所に到着。
SORA
そこで前シーズンから練習しているお気に入りトッププラグをキャスト。
テッケル キックノッカー パップ
爆音を響かせるトップウォータープラグです。
ギョロ、、ギョロ、、ギョロ、、、
バシャシャ!
とバスが遊んでくれました。
アベレージサイズとはいえこのアグレッシブさにはしびれますね。
ご要望いただければこのルアー、インプレあげます。
その後、ラウダー70(OSP)でも追加しホクホク状態へ。
その裏で(同船者の目線)
私SORAがアベレージバスと遊んでいるとき、、
『サイズアップ狙いに行きたい!』
という思いが強かったようですね。笑
実際に40UPを3本ほど釣っていたので強いルアーでやり通したかった模様。
きっと数釣りに固執している自分の操船では悶々としていたことでしょう。
ごめんなさい、でもこのサイズ3本ならば満足では?
どう思います?〇〇さん?
PM
最高な午前中を過ごしましたが、昼少し前より ピタッと魚の反応がなくなりました。
マメもマメなバス や ギルの動きはありましたがその他の反応はなくなり静かになってしまったんですよね。
雰囲気が明らかに変わった
状況がこうなった場合のバックアップのプラン、エリアの逆張りを発動です。
一路本湖へバウを向けます。
このエリア移動がドラマのきっかけに、、、。
邂逅 ~ブレイクスルー~
カレントが弱まるタイミング、水深8mのフラットエリア。
そこにあるハンプ、そこが狙うスポットです。
以前の魚探掛けのGPSマーカーを頼りにスポットへ近づきライブスコープにて正確に位置を把握します。
※GPSマーカーは若干のズレがある
ネコリグをフルキャスト、ボトム到達までステイ。
段差が2段あるうち、1段目の上をアクションさせながら2段目との境を舐める様に動かします。
イメージ図
と、、コッ ココッ
バイト!!
アワセます。
がバレました、、、。
スッポ抜けた、というべきでしょうか、、、。
ここでいつもとは違うことをすることに。
スッポ抜けていつものように回収していたら時間かかりますよね。
改めてキャストして着底まで待っているのは水深があると時間ばかり取られます。
そのため、アワセ抜けしてからそのままボトムまで落としもう一度探り直すことにしました。
そして再度着底
ピリピリアクション、、、
イメージとしては先ほどのハンプの立上りに触れながらワームを添わせているような形。
ドゥン、ズズ、、、
微妙な生命反応を感じました。
キュッと絞る様にアワセます。
そしてスイープな追いアワセ。
重さを感じました。
しかしその重さはコイを釣った時のような重さ。
と、
急に走り出しました。
鳴り続けるドラグ、そしてテンション掛かったPEライン特有のガイドを通る音、曲がるリアルコントロールS510XUL。
15mほど先で水面から飛び出す魚体。
『デカい!!』
その魚体を見た瞬間、視界が狭くなるような、でも俯瞰してみているような、夢を見ているような 不思議な感覚でした。
ボート下に走られ、エレキ側に走られ かなりの抵抗をします。
都度、ロッドを水中に突っ込んだり跳ねさせないように横さばきをしたりとかなりバタバタ。
そしてついに、、、
62cm
4.08kg
まさかの房総で60アップ。
釣りあげた後、手が痺れて震えていました。笑
初キハダを釣った時、バス釣りローカル大会でビッグフィッシュ賞を釣った時、エリアトラウトで表彰台フィッシュを釣った時、、そんなときでさえ手が震えたことなんてありません。
ですが今回ばかりは震えが止まりませんでした。
ラインを結びなおすこともできないくらい手がブルブル、ビリビリ震えていました。
バスプロがビッグフィッシュ釣りあげて震えているのはこんな感じなのか、と半分冷静に見ていましたね。
さらに胸も苦しくなるし、、、ええ、最高の時間でした。
考察
何度も何度も反芻して釣れた時のことを思い出していました。笑
今回の奇跡のような釣果をもたらせてくれた要因を少し冷静になった今、書き残しておこうと思います。
今にして思う釣れた要因は以下の通り。
フィールド変化に気付けた
同船者が飽きれるほどサイズ問わずの数釣りを楽しんでいました。
だからこそ雰囲気、魚の食い気が変わったことを如実に感じることが出来たんですよね。
バスのバイトががぱたりと止まりましたから。
私自身の成功体験、熟練度が不十分なのでここでは控えますが、常々意識しているカレント。
『そのカレントが変わるタイミング』と先に書いた『バイトが止まったタイミング』が合致しました。
だからこそ本湖に直行することが出来たんだと思います。
ピンポイントキャスト
釣れたのはポイントに到着してから1投目、です。
GPSマーカーで近くまで寄り、ライブスコープで正確にボトムを把握したうえでキャストすることが出来たんですよね。
魚影自体は目視できていませんが、水深8mのハンプを 1投目で直撃 できたことは大きいのではないでしょうか。
バスのミスバイト
先にも書きましたがロクマルが釣れる直前に 『スッポ抜け』(おそらく他のバス)をしています。
ロクマルがそのバイトシーンを近くでみていたのではないでしょうか。
他バスのミスバイトでスイッチが入り、普段ならば回収されて水面に上がっていくはずのルアーがそのまま逃げるようにボトムに居続けていたことでロクマルをだますことが出来たのではないか、と。
偶然とはいえ私の中で見逃せないファクターです。
タックルセッティング
今回の立役者、タックルは、
ロッド:スティーズ リアルコントロール S510XUL‐SV・ST
リール:22イグジストLT2500S-XH QD
ライン:PE0.4号+リーダー1.5号
でした。
このロッドだからこそハンプの壁沿いを感じながらアクションさせることが出来たのだと思います。
そしてロクマルが走ったとて負けず耐えてくれるバッドパワー、靭性。
また、忘れてはいけないのがリール。
ドラグに救われたと思っています。PE0.4号にロクマルが走れば生半可なドラグではラインブレイクで終わっていたはず。
そうそう、クイックドラグも何気に使っていましたね。
フッキングはある程度力強くアワせたいのでキツめにしてあるんですよ。
バスが走り出したとき、すぐにドラグを緩くできたことはナイス行動でした。
PEラインとリーダー
2023冬から練習し続けてきたPEライン。
よくぞリーダーノット部でラインブレイクしなかったな、と。
色々なノットを試しキハダタックルでラインブレイク試験を夜な夜な試した結果だと間違いないでしょう。
※完全に不審者ですね
スピニングに関しては完全にPE信者となりました。
このルアーアクションのダイレクト感、キャストの飛距離を考えるともう手放せません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ロクマルをもったいぶる書き方は失礼しました。
半分は自身のための忘備録のような形になるのでご了承ください。
それにしても知人からの
『辛抱がようやく報われたね』
に少し目頭が熱くなりました。
今こうしてブログという形で文章にしているとこみ上げてくることがあります。
それは
反応してくれたブラックバスに、
戸面原ロクマルを横で見てくれた同船者に、
バス釣りを一緒に楽しんでくれる方に、
バス釣りの知識・技術を教えてくれた方に、
バス釣りの世界に引き込んでくれた方に、
ボート店とフィールドに、
お祝いメッセージやDMをくれた方に、
SNSですぐに反応してくれた方に、
そして、いま このブログを見てくれているあなたに、
心から感謝
本当にありがとうございます。
拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。
そして最後に、、、
『房総戦士』の皆様、房総には夢があります。
これからも一緒に走り続けましょう!
取り急ぎの釣果報告、
BASS-UP.COM(バスアップ)の SORA がお送りしました。
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