ケロケロしたいですか?
こんばんは。BASS-UP.COM(バスアップ)です。
さて、
フロッグの使い方、タックルを調べている方、お待たせ致しました。
今回のテーマは、
『初心者必修 フロッグで絶対釣る タックルとルアー インプレ』と題してBASS-UP.COM(バスアップ)がお送りいたします。
Contents
この記事のキモ
特殊な位置付けになるルアー、フロッグの使い方とポイントを記事にしました。
潰しの効きづらいタックルになるので敬遠されやすいルアーですが実は隠れた実力を秘めているんですよね。
フロッグの使い方とタックル運用について説明していきます。
こんな方に読んで欲しい
・フロッグを始めようと考えている方
・フロッグで釣る前に心折れてやめてしまった方
・やっぱりトップが好きな方
やっぱり楽しいフロッグ
私、以前フロッグにどハマりした時期があります。
フロッグタックルを3つ持ち 丸一日×何度も 房総リザーバーを駆け回った事があるんですよね。
ちょっと病的
そしてとある結論に至ります。
使い所ミスると100%釣れない!
です。笑
使い所とタイミング、アクションをきちんと意識する事で釣果も伴っていくのでご安心ください。
当ブログにお越し頂いた皆様は私の様な遠回りをする事なくフロッグ釣果をあげてもらえればと切に願っています。
タックル
私なりのフロッグタックルセッティングを紹介しておきます。
基本的なセッティングですが、用途別に大きく分けて2種類。
ちなみに2種類のタックル共にリールはギア比が高ければ高いほどベターです。
剛性が高ければなお良し。
ライトカバー用
ロッド:6ftクラスのMパワーロッド ファストテーパー
ライン:PE 2号
比較的近距離で手数でチャンスを摘み取って行く釣り方にベストマッチです。
バンク際、アシ際などのポケットにキャストしたり、オーバーハングへのスキッピングなどキャストスキルが必須のタックル。
ショートロッドなので取り回しが非常に楽でピンポイントキャストも苦なくできます。
EX)ブラックレーベル BLX 631MHFB-FR
グリップに赤いカエルマークのロッドです。
ベビーカバー用
ロッド:7ftクラスのMH〜Hパワーロッド ファストテーパー
ライン:PE4号
昔からあるフロッグの釣りのイメージそのままなタックルですよね。
雷魚釣りの少しライトなタックル、とでも言いましょうか。
リリーパッド上を這わせてきたり枝や跳ね出しに引っ掛けての提灯釣りなどに使うパワータックル。
ゴミ上を走らせてバイトがあれば鬼フッキングのゴリ巻きを可能にしてくれます。
EX)スティーズ ハスラー / マシンガンタイプⅢ
ミディアムハード以上のタックルパワー、そしてファストテーパーであれば大抵扱うことができます。
ガイドはPEに対応しているということなし、ですね。
そこまで『専用』にこだわる必要なくフロッグは楽しむことができますよ。
ラインはPEでないとダメ?
フロッグタックルにおいてのライン、PEでないと
絶対ダメ
です。
よく言われる、『フッキングできない』『カバーから引きずり出せない』というのももちろんですが1番はルアーのレスポンスの為。
PEであればロッドを5cm動かせばタイムラグなくフロッグも5cm動きます。
このダイレクト感がとても重要なんですよ。
フロッグゲームにおいて低伸度なPEラインはマストですからね、異論は認めません。
また、悩むであろうショックリーダー、
いりません
ブラックバスの釣りであれば PEライン直結で大丈夫です。
ここでPEライン自体についても触れておきます。
PEラインはソルトなども含めると無数の商品が存在しますがやはり専用品をお勧めしたいんですよね。
マスト性能は
・目立たない色でありながら視認性がある(⁉︎)
・水に浮く
・多少のハリがある
上記を満たすラインはダイワの
UVF フロッグデュラセンサー×8+Si2
という商品です。
ダークグリーン色に50cm毎のオレンジカラーという絶妙な視認性がお気に入り。
タックルの扱い
フロッグタックルはパワーのあるロッドにPEラインである為に、普段使用するタックルとは少し毛色が違います。
私なりの実釣時のタックル扱いについて説明しますね。
キャストのコツ
それほど重くない中空ボディのフロッグを硬めのパワーあるロッドでキャストするのはなかなか慣れないとし辛いんですよ。
そこで快適なキャストの為に まずはタラシを普段より多く取るようにします。
20〜30cm位はとるようにしましょう。
いつもの反発力キャストに加えて 遠心力も乗せる イメージです。
もう少しキャストについて言うと
反発力を増す為にルアーの回収時から次のキャストに移行していないとダメなんですよね。
間違ってもルアー回収が終わって一旦ストップ、『じゃあ次はどこ狙おうか…』ではダメです。
遅すぎですからね。
回収中に次のキャストポイントを見定めてリーリングをビタッと止めます。と同時にロッドのテイクバックもしています。
回収のエネルギーを利用してロッドを少しでも曲げてやる為のエネルギーに変換するんですよね。
あああ、文章だと伝わりづらい…わかりますか?
つまり、
『キャストはルアー回収中から開始』
という事です。
PEラインは直線で引っ張る
フロッグがアシなどにスタックした場合、普段のタックルと同じようにロッドをあおって曲げて、テンションを入れたり抜いたり、というはずし方はNGなんです。
PEは基本的に伸びないラインなので引っ張った分だけルアーも移動することになります。
これがロッドを曲げて回収するとなるとそのパワーがロッドに溜まり、ルアーが外れた瞬間に一気に釣り人側にエネルギーが向かいます。
これはルアーがアングラーに飛んできて危ない。
さらには 外れた瞬間に他の枝などに再度スタックすると強い勢いでクルクル回ります。
それが回収不能なくらい絡まることが多いんですよね。
軽いスタックであればリールスプールを押さえて直線引っ張りでも構いませんが、ある程度力を加えるのであればラインを手にもってまっすぐ引っ張るようにしましょう。
ダイレクトに力が掛かるのでスプールに過度な力を加えるのは控えることに越したことはありません。
着水音は気にしない!
普段のバス釣りにおいては着水音はとても気にして欲しい要素の1つです。
#21 消していますか?着水音の重要性
ですがフロッグに関しては着水音を出して構いません。
『ぺとんっ』
という着水の音がバスにスイッチを入れてくれる様なんです。
まさにスレていない着水音、リアルなベイト着水音なのでしょう。
バズベイトやその他のトップウォータープラグよりもバイト数が多く出ますから。
狙い所
ここではシチュエーション別に書いていきます。
普段行くフィールドに当てはまる様な状況があれば是非お試しください。
ポケット
アシ際などのポケットにねじ込みます。
ねじ込み からのワンアクションをしたら、少しだけ放置しておきましょう。
バスの気配がなければ際から50cm位までアクション、ステイをして 即回収です。
狙ったスポットから離れて、、それこそ自分の足元までリーリングしてバイトを狙う様な無駄な事をしてはいけません。
狙うスポットを見定めて集中、それ以外は回収~キャストです。
時間と手首体力の無駄な消費になりますのでくれぐれもご注意を。
オーバーハング
先に書いた様にオーバーハングへのスキッピングをして ねじ込みます。
特に水面からの距離が近く、枝やレイダウンが絡む場所だったら言うことなしです。
水面からの距離が離れていたら別にフロッグの必要性はありませんよね。
むしろトリプルフックのプラグの方がフッキングもいいですから。
『フロッグだからこそ』を意識しておく様にしましょう。
リリーパッド・浮きゴミ溜まり
ザ・フロッグ、というようなシチュエーションですよね。
が、ただ単に上を走らせるだけはしません。いや、してはいけません。
浮き草やゴミの上を走らせる中で 穴があったらそこで止めて放置させます。
バスの食わせのタイミングをこちらが作ってやるイメージですね。
ついでに言うと浮き草やゴミのエリアを通り過ぎてもその先50cm位まではルアーを引っ張って放置する様にします。
※浮きゴミのエッジ、エンドから50㎝
バスはシェードの中で捕食のタイミングを見計らっている事もあるので最後まで丁寧にチャンスを狙いましょう。
また、小さなゴミ溜まりも見逃せないチェックポイントです。
基本は同じでゴミ溜まりのエッジから50cm位までのバイトチャンスを狙っていくようにしましょう。
カバー提灯
提灯釣り、それもカバーに絡んだ提灯釣りはフロッグの出番となります。
先に書いたオーバーハングなど引っ掛けられる所ではどこでも狙えます。
≪ムシルアーをイミテートする場合のポイント≫
かつてのムシルアーブームから比べて今の状況は提灯釣りにさえスレている様な気がします。
これは私がスゴく実感している事。
水面ピチャピチャ、はもはや強いパターンにはなり得ません。
そこで私なりの打開策を紹介しておきます。
それは最初の2、3回だけ水面に着けたら後は空中で揺らしたり止めておく、というやり方。
そして水中を注意深く観察してバスが様子を見にきたら食べやすい様に水面ギリギリ、口元まで落とします。
この水面ギリギリ落下がスイッチになっている様ですね、食います。
この釣り方、おススメ。
フロッグルアーの使い分け
これは私自身の経験則と結果論になるのですがフロッグの波動によるバイト差があるんですよね。
大きく分けると
単発アクション:スプラッシュ的
連続アクション:ドッグウォーク的
です。
単発アクションであればポッパー系、連続アクションであればシャープノーズ系を使い分ける様にします。
単発アクション:ポッパー系
連続アクション:シャープノーズ系
色やサイズ感による違いよりもこのアクションの差の方が大きなファクターになっているのは間違いありません。
環境光なのか気圧なのかバスの個体差なのか、、、判明はさせられませんでしたが間違いなくルアーアクションの違いへの反応は顕著なものでした。
両方のアクションを試してみて その日その時の 好反応のアクションを探るようにしましょう。絶対に両方試してください。
フッキング
このフロッグというルアー、リリーパッドやストラクチャーにコンタクトさせる為にスタックし辛い構造になっています。
つまり抜群のスナッグレス性能を誇る事と引き換えにフッキングには慣れが必要になります。
①バイトが出たらロッドは下向きに腕全体を前に出します。
※俗にいう『ワンテンポ遅らせる』、『ルアーを送る』というやつ
②フロッグが引っ張られることを手で感じる。
※急ぎフッキングの必要はありません
③ロッドを倒しながらリーリングしてラインスラックをとる。
※ロッド操作とリール操作を同時に
④脇を締めてリール部を自分の胸に当てるようにアワせ。
※鬼アワせ、です
基本はこの①~④の流れが基本になります。
②の段階でフロッグが引っ張られていなければそのまま放置するようにしてください。
アワせても大抵フッキングが決まらないかすっぽ抜けします。
フロッグが引っ張られず勝手に浮いてきて放置されたままだと それがまたバイトチャンスになるんですよね。
≪自論≫
水面アタックをした個体はすぐに冷静モードになると思っています。
上記のようなミスバイトからの放置で再度アタックしているのは別個体なのではないでしょうか。
『オレが横取りしてやる!』みたいに。
私はそう思っています。
うぬぬポイント
フロッグの釣りは兼用タックルではなかなか操作し辛いため専用タックルになりがちです。
せめてリールスプールを釣行に持ち込み、使うルアーに対応するスプールへ交換して兼用タックルにしてもらいたいところ。
#55 いい加減に決着つけよう スプール交換 ダイワ スティーズSVTW
そして最も大きな うぬぬポイント は
勝てる釣りになりづらい!
なんですよね。
SAKI
はい、楽しい釣りには間違いないのですが なかなか釣果が伴いません。
『誰も狙わないバスが釣れる』、のは間違いないのですが試合モードではなかなかフロッグをやろうという気にはなれないんですよね。
色々なタイミングが合えば爆発する釣りであるとは思います。バイトも何気に多いです。
が
そのチャンスを最初から狙っていくのはリスキーなんですよ。
ハマるタイミングがものすごく狭い釣り方ですから。汗
まとめ
いかがでしょうか。
フロッグというだいぶ尖がったルアー、とても楽しいルアーですよね。
これが釣れる釣りならばいう事なしなのですが、、、。
私がかつてフロッグルアーから遠ざかった理由がコレでした。
バスがスレていないルアーなので、リザーバーなどで使用すると結構バスが見に来てくれます。
逆に言うと『バスを探す』という点に絞れば武器になる可能性はありますかね。
、、、『BASS-UP(バスアップ)ガイドサービス』をやるとしたらフロッグ投げまくるかもしれません。
完全なサーチ的使い方。そしてバックシーターに釣ってもらう、という作戦で。笑
おっと、つい、長い記事になってしまいました。
お付き合い頂きありがとうございます。
ここまで読んでくれたあなたは結構な、、、変態ですね。(イイ意味で)
読んで頂きありがとうございます。
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