SAKI
SORA
2022年オールスタークラシック時と同時に情報公開されました スティーズ新シリーズ、
『スティーズ リアルコントロール』
スティーズ リアルコントロール、そのシリーズ内で最も早くリリースされたスピニングロッド、
S61L-SV
はりきって紹介していきます。
スティーズリアルコントロール S61L-SV スペック
スティーズリアルコントロール S61L-SV 開封後の印象
スティーズ リアルコントロール S61L-SV
気になっていませんか?
気になっていますよね?
この記事にたどり着いたということは気になっているということですよね?
私はこのロッドが2022オールスタークラシックと同時に情報公開されてからずっと気になていました。
藤田京弥プロが監修のロッドでダイワのYouTubeチャンネル『京弥のターン』で『プロトロッド』として表記されていた1本です。
有料級の動画です。感謝しかありません。
同プロがバシバシ釣り上げていく様子を見て 代理満足と共に、このロッドならば釣れるのでは⁉︎という勘違いのもと 早く触りたくて仕方ありませんでした。
今回は『スティーズ リアルコントロール S61L-SV 藤田京弥プロ監修ロッド インプレ①』と題してお送りしますね。
SORA
そうすることで
- STZ RC S61L-SV 基本スペックがわかる
- STZ RC S61L-SV 購入の参考になる
と少しでも役に立てれば幸いです。
SORA
スティーズリアルコントロールS61L-SV
基本スペック
全長:1.85m
自重:57g
ルアー重量:0.9g(1/32oz)~7g(1/4oz)
適合ライン:2.5~6lb
テーパー:ファストテーパー
正確無比なキャスト性能、水中を見ているかのような感度、意のままにルアーを操る操作性、スピニングに求められるあらゆる要素を高次元で持ち併せた、フィネスワーミングロッド。ネコリグ、ダウンショットリグ、ノーシンカーリグなどのフィネスリグ全般を使用できるオールマイティーさを持つ。現代のバスフィッシングにおいて、金字塔となるスピニングロッドが完成した。
出典:公式HP
インプレ
実際に触れてみての感想を報告します。
軽さ
まずは57gという表記のロッド重量。
手元にあったスティーズレーシングデザインのスピニングロッド『651L+XS-SMT』は79g。
#18 スティーズ レーシングデザインRD651L+XS-SMT 超高感度スピニング インプレこのレーシングのロッドでさえ
『軽さ≒感度』
という感度信者の自分にとっても驚きの軽さでした。
しかし リアルコントロール S61L-SV はさらにその下をくぐってきたわけです。
持ち比べても明確に軽さを感じます。
SORA
リールとあわせても
ロッド79g + リール160g = 239g
という総重量。
1日このロッドを握っていても集中力切らさずキャストできそうです。
リールシート
開封して一番最初に感じた印象が
華奢な感じ
でした。
一見、エリアトラウトのロッドのような印象。
エリアトラウトロッド スピニング
だからこそ気になるのがその 持った感じ ですよね。
集中力を欠かさず釣りに注力するためには小さなストレスはすべてつぶしておきたいところ。
スティーズ リアルコントロール S61L-SV、このロッドは?
リールシート部がだいぶ手になじみます。『ゼロシートコンパクトフィット』の恩恵なのでしょう。
比較的大きい手の私ですがピタッとフィットしてくれます。
ブランクスとの段差は極力小さくなっているので手の小さい方も負担にならずに持てるのではないでしょうか。
グリップエンド
既存のスティーズシリーズと比べるとだいぶコンパクトになっています。
このバスロッドの特性上、軽いものをキャスト、アクションという用途になるのでこの形状でいいんでしょうね。
ダブルハンドはしないでしょうから。
そしてキャスト後、構えるとグリップエンドが前腕の良い位置にフィットしてくれるんですよね。
トントン、、とグリップエンドを腕に当てながらアクションするのが快適にできそうな予感がします。
ティップ
私が最も気になっていたポイント、です。
スティーズシリーズのロッドにはフラッグシップに恥じぬよう新技術がどんどん採用されてきています。
その1つ、
SVFコンパイルエックスナノプラス
これが採用されてロッドの張りが増しました。
スティーズを使っている方ならば顕著に感じていたと思います。
この技術で ねじれを抑えて操作性を上げる、おそらく基本性能としてはUPしているんです。
事実、ピンポイントキャストにもその恩恵を感じていたのは間違いありません。
ですが SVFコンパイルXナノプラス を実装していなかった旧スティーズのような柔らかさがないんですよね。
ノーシンカーストレートワーム3インチを連続でスキップさせていくようなシチュエーションでは多少厳しいかもしれません。
ガイド
レーシングデザインや感度を求められる現行スティーズの1部に採用されているカーボン製のガイド。
軽さ、感度の向上に一躍買っていることは間違いありませんね。
購入時の竿入れにレーシングデザインと同じくインナーが付属しているので、『破損注意』というところでしょうか。
うぬぬポイント
忖度なくビシビシといきます。
張りが強い
先に書いた、 SVFコンパイルXナノプラス の影響で良くも悪くも張りが強いですね。
実は私は初代『スカイボルト 651LFS』のフィーリングが大好きです。
いまだに一軍タックルになっているのはそのキャストフィーリングが素晴らしいからなんですよね。
3インチクラスのワームでもスキッピングが気持ちよく決まってくれます。
ですが、その後リリースされたレーシングデザインのスピニング。
この感度は素晴らしくその性能に慣れていってしまったんですよ。
そんな感度中毒に侵されているとき初代スカイボルトを触ると感度が悪く感じてしまったんです。
※あくまでも比較して、です。
であればレーシングデザインほど張りが強くなく、エアガイド、SVFナノプラスを搭載した高感度の初代スカイボルトのようなフィーリングロッドが欲しい、と思うわけです。
そんな恋焦がれているときに今回、2022バサクラで リアルコントロールの情報が解禁 されたわけです。
もしかしたらあの初代スカイボルトのキャストフィールで高感度のロッドかも!?と期待してしまいました。
まぁ、結果、レーシングデザインと同じようなティップの張り、、、。
仕方ないのでしょうかね。
SORA
スティーズリアルコントロールでもソリッドティップのロッドリリースが控えていますよね?
あえて言います。
私はチューブラーの手感度が大好きなんです。 涙
まぁ、、、
でも、、、
リアルコントロール S510XUL-SV・ST 買うんでしょう、、、。
キャストフィールを求めてソリッドティップも試したくなるんでしょう、、、。
カタログ落ち
乱用されている感のある『スティーズ』ブランド。
言わずと知れたダイワのバスフィッシングカテゴリのシリーズですよね。
販売戦略とはいえルアー、フック、、さらにケースにまで多岐にネーミングに使われ かつてのフラッグシップ感はなくなってしまいました。
そんなスティーズ乱用期に登場した『スティーズレーシングデザイン』シリーズ。
レーシングスペックとして新技術をまとい、とんでもない感度と操作感を与えてくれました。
ダイワやプロスタッフも一様にF1マシンのような、、、レーシングスペックを推していましたよね。
段階的に番手も増えていき充実し始めたと思いきや、、、
わずか数年でカタログ落ちします。
SAKI
そしてもう1つのカタログ落ち予測の理由。
現行の(ノーマル)スティーズロッドシリーズでも各バスプロ監修のロッドは存在していますよね。
それが藤田京弥プロだけ『リアルコントロール』と派生シリーズ化してリリースしてきたわけです。
そんな経緯から、、、
スティーズリアルコントロールシリーズ、間違いなく数年後にはカタログ落ち、生産終了になるでしょうね。
バトラーリミテッドやスティーズレーシングデザインなどのシリーズと同様、『限定発売でした』みたいな販売をするはずです。
いや、カタログ落ちが悪とは言わないのです。
嫌なのは生産が終了してしまうということ。
使い慣れてきたタックルが破損や紛失した場合、中古市場の程度の良いものを探す必要が出てくるわけです。
ストックするにも限度があるし、、。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スティーズ
リアルコントロール
S61L-SV
手にしてみてのインプレをお送りしました。
次の記事では実際の使用感を紹介していきますね。
この季節に魚を触れることができたのか!?
どうぞお楽しみに。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
BASS-UP.COM(バスアップ)の SORA がお送りしました。
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