リグってますか?
こんばんは。BASS-UP.COM(バスアップ)です。
先日、Twitterにて『バス釣りをやめようと思う。』という旨のDMを頂きました。
その方はバス釣りを始めてから1年ほど、いろいろと調べて勉強して練習しているにもかかわらず、バスはおろか魚からの反応も一切ないとのこと。
心が折れかけているようです。汗
『同じ釣りならばソルトの釣りに転向も考えている。』とも言っていました。
確かに他魚種と比べるとブラックバスは始めやすい釣りにもかかわらず実は釣りづらい魚に分類されます。
ですが、『釣れない』という理由でバス釣りをやめてしまうのはどうしても惜しいので、私なりの便利なリグ、
『ジョイントリグ』
を紹介させてもらいました。
今回はその方に紹介したリグを記事でも公開しようと思います。
ブラックバスのバイトの可能性を上げるリグの1つを、
『初心者必携 ジョイントリグ スナッグレスネコを超えた使い方』と題してお送りします。
どうぞ。
この記事のキモ
ネコリグを超えるであろうリグの紹介記事。
ビギナーの方におススメしたい、『ジョイントリグ』というリグの私なりの使い方を解説していきます。
読めば、新たなリグのアイデアの1つになります。
そしてスレきったバスに口を使わせる可能性もUPできるのではないでしょうか。
こんな方に読んで欲しい
・バスが釣れなさすぎて心折れそうな方
・ホームフィールドがハイプレッシャーな方
・新しいリグを模索している方
・メーカー ㈱ハヤブサ 関係者の方
ネコリグの爆発力
『根こそぎ釣れるリグ』、、通称『ネコリグ』。
このリグはもはや基本リグの1つですよね。
知らない人はまずいないのではないでしょうか。
そしてベイトフィネス時代が到来しスピニングで扱っていたリグがベイトタックルで、太いラインで使用できるようになりました。
当時、川村光大郎プロが提唱した『スナッグレスネコ』という必釣リグ。
同プロがO.S.P所属時にリリースした ドライブクローラーと専用フック使用 のスナッグレスネコ(ベイトフィネス仕様)はとんでもない釣果を全国で叩き出していました。
SORA
半日で20本以上釣れ、カバーから釣れるバスは全て40UPでした。
しかし昨今、その爆発力はどこへいったのでしょうか。
釣れなくはないにしろかつての「爆釣リグ」という異名は影を潜めてしまいました。
むしろバスたちはネコリグ、スナッグレスネコリグを見慣れすぎて同アクションには警戒心すら持つように感じます。
ジョイントリグ
そんなあるとき面白いシンカーを試すことになります。
※ジョイントリグ用シンカー
元々はソルトの釣りで使われていたリグのようなのですが、ブラックバスにも十分に通用するものでした。
テキサスリグやラバージグとの大きな違いはフックの可動域の広さ、です。
そしてワームや用途に合わせてフック変更し放題というところが強みです。
リグセッティング
私が妄信する強力なセッティングを紹介してしまいます。
SAKI
これです。
シンカー:スイッチヘッド(デコイ)
フック :TNSオフセット1/0(ハヤブサ)
ワーム :パワークローラー4in(バークレイ)
パーツ :ネイルフロート(ハヤブサ)
SAKI
浮力をアップさせるハヤブサさんからリリースされているパーツですね。
パワークローラーの片側に刺して使用しています。
現在生産されているのか謎ですが、よく セールワゴン に放り込まれていることが多い、悲しいパーツなんですよね。
高浮力ワームの台頭ですっかり需要がなくなったからでしょうか。
欲しい色、サイズを探すのが一苦労です。
私にとっては必須パーツ、
㈱ハヤブサ
メーカーの方
増産をぜひ!!
ちなみに、フックをワームに通す際には細い方をオフセット側にしましょう。
少し太い側(頭側)がネイルフロートとサイズがマッチします。
SAKI
はい、そうです。
このシンカーこそが『ジョイントリグ』のキモです!
実際の水中で観察してみると テキサスリグやラバージグと比べてワームの可動域が広いんですよね。
なのでアクションがシンカーに寄らない動きになります。
そしてなによりフックとシンカーの組み合わせが釣り人によって無数に組み合わせられることが強みですね。
上位互換
なにゆえ先の紹介したリグが スナッグレスネコリグの上位互換 となるか、理由を分けて紹介しておきます。
アクション
見た目から想像できるアクションは『ネコリグ』そのものだと思います。
、、、が 少し違います。
ネコリグは着底後、テンションフリーにすると倒れ込んでいきます。
この際の微振動や微アクションがバイトを誘発することもあるでしょう。
ですが逆にこのジョイントリグはテンションフリーにすると尻上がりに『浮き』ます。
このアクションがネコリグに スレにスレたバス に効果的なんですよ。
SORA
ネッドリグ:特殊なジグヘッドと高浮力ストレートワームによるリグ
耐久値が高い
どんなワームでもいいわけではありません。
数多くのストレートワームのなかでバークレイのパワークローラーを使うことに理由があります。
このワームは少し硬く、張りがあるマテリアルなんですよね。
オフセットフックがズレることも、ネイルフロートが飛んで行ってしまうこともほぼありません。
思い出してください。
スナッグレスネコは回収時にフックポイントがズレていたりバランスが崩れていることが多いのではないでしょうか。
特にドライブクローラー(O.S.P)やプロセンコー(ゲーリー)等々。
少しスタックすると再セッティングの必要が出てくるしワームがボロボロになります。
これが私にはストレスで仕方ありませんでした。
このパワークローラーならばキャストごとにフック調整したりワームの身切れに気をつかうことがなくなり、快適なキャストペースを守れます。
ウェイト交換が簡単
リグの特性上、ウェイト交換が簡単にできてしまいます。
スピニング(ライトライン)で使いたいから軽く、
ベイトでカバーにつくバスを狙うから重く、
じっくり見せてるために軽く、
リアクション狙いたいから重く、
などなど釣り人の考えですぐに交換できてしまうのはかなり良いですよね。
テキサスリグではウエイト交換も面倒くさく、そうもいきませんから。
なによりキャストに慣れきれていなかったり、タックルに制限のあるビギナーの方にも投げやすいウェイトを選んでもらえれば快適に使用できます。
スナッグレス性能
オフセットフック仕様のため間違いないスナッグレス性能を発揮します。
まぁ、言わずもがな、ですね。
テキサスリグに及ばずともレイダウンにキャストしてもほぐすようにシェイクしてくればほぼ回収できてしまうんです。
ちなみにフックサイズを1/0にするのはストレートワームの中央辺りにフックポイントを持ってきたいから、です。
バスは捕食の際、シルエットの中央から飲み込むイメージが私にはあるんですよね。
最初のバイトはワームの先端(しっぽ側)だとしても再度くわえ直してシルエット中央から飲み込もうとする、と思っています。
だからこそのパワークローラー4in(バークレイ)には1/0オフセットが私なりの最適解。
(お好みで変えてもよいかと)
釣れます!
もちろん、どんなリグ、ルアーもいきなりリザーバーや同船釣行という『本番』で実践投入はしません。
管理釣り場で必ず試すんですよね。
そこで釣れる確信が持てたもの、扱いに慣れたものだけを実践投入しています。
そう、このリグのテスト時は相当数のバスが口を使ってくれたんです。
バスの新規放流 1週間を切るタイミングであえて行き、スレにスレたバスの反応を確かめました。
#133 【爆釣】管理釣り場 『釣りパラダイス』の攻略法このリグで釣れます、間違いありません。
もちろん同船釣行でもその力を発揮しました。
タフな日のバックシーターでの釣行。
釣りウマによるテキサスで爆撃されつくした直後でもこのリグで釣れています。
#115 ボコボコにされました 2021-①忘備録に代えて
うぬぬポイント
ネイルフロート、もっともっと欲しいです。
㈱ハヤブサの関係者の方、安定供給していただけませんでしょうか。(切実)
切に願います。
このパーツ、結構使う人はいると思うんですよね、、、。
まとめ
いかがでしたか。
今回は『初心者必携 ジョイントリグ スナッグレスネコを超えた使い方』と題して紹介しました。
ジョイントリグ、食わず嫌いをしている方は今回を機に是非参考にしてみてください。
ブログネタ不足とはいえこのリグ(ジョイントリグ+ネイルフロート)を公開することにちょっと抵抗はあります。
が、少しでもビギナーの方々にはブラックバスを釣ってほしく、どうせならと記事にしました。
いろいろなお試しリグやあまたの失敗作の中での数少ない戦力になるリグの紹介でした。笑
#27 ルアー デチューンの罠
SAKI
どうかこのセッティング(ジョイントリグ+ネイルフロート)で釣れた方、『お手紙』やSNS等でアクション頂けると嬉しいです。
そして ネイルフロート渇望のその思い、㈱ハヤブサの関係者の方々に届け!!笑
このリグを見慣れていないバス(フレッシュバス)に口を使わせる可能性はアップさせることが出来るかと思います。
ですが基本的にはインスタント的な小手先テクですよね。
『ルアーパワー』、『非メジャー感』に依存しているリグで、釣り人の実釣スキルに関しては少し遠いリグ。
これらご了承の上、お試しください。
経験上、バスのサイズが選べません。(子バスに大人気)
最後まで読んで頂きありがとうございます。
BASS-UP.COM(バスアップ)がお送りしました。
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